2015年10月26日月曜日

雑誌掲載のお知らせ(Bicycle Navi)

2015年10月20日発売の雑誌「Bicycle Navi」No.80(ボイス・パブリケーション)においてFUJIのバイクが紹介されましたので、お知らせいたします。

約1年振りにリニューアルして「Bicycle Navi」が復刊。「自転車で、人生を変えよう。」というテーマのもと、読み応えのあるコラムが盛り沢山に掲載されています。FUJIは「大人が着たい、秋の自転車コーデ」特集でBALLAD Rをご紹介いただきました。


誌面で紹介されたバイクはこちら。

BALLAD R Link → スペック等詳細
FUJIが誇るアーバンクロモリバイクの決定版バラッド。ドロップハンドル仕様のクラシカルでノスタルジックな佇まいは、ヴィンテージと見紛うほどの重厚感。シマノCLARISをクラシックなWレバーで駆動させ、オールドテイストながらキビキビとしたスポーツ走行もこなす。全6サイズで女性でもちょうど良いサイズの選択が可能。
Sizes:43cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm, 58cm
Color(s):Ice Blue, Lemon, Merlot, Aurora White

Ice Blue

Lemon

Merlot

Aurora White


カタログや公式サイトではイメージカットにカスタムバイクを掲載。カスタムの詳細をBlogで紹介しています。


Link → FUJI custom bike for 2016 catalog Pt,4

*誌面の詳細については書店にて「Bicycle Navi」No.80をお買い求めの上ご覧ください。

FUJI custom bike for 2016 catalog Pt,4 〜カスタムネタばらし BALLAD / BALLAD R / PALETTE編〜

前回に続いて2016年モデルのデモバイクのカスタムネタのご紹介ということで、
今回はBALLADとBALLAD R、そしてPALETTEのご紹介です。

BALLADシリーズは、古き良きクラシカルテイストが持ち味のバイクですが、
それぞれ趣向を変えて個性的に仕上げられています。
まずはBALLAD Rから。


以前にニューヨーク紀行と題してマンハッタンやブルックリンの街中の自転車をご紹介しましたが、
ビンテージテイストのバイクはニューヨーカーの間でもホットなんです。
この写真も正にニューヨーク的なカットになってますが、ロケ地は大阪のど真ん中でんがな(笑)


カスタムコンセプトは往年のイタリアンビンテージロードで、
この雰囲気は昨年のカタログビジュアルに使用したデモバイクと同じオールドスクール路線ですね。


フロント周りは純正のドロップバーにDIA COMPEのDC165-EXとブラックのレザーバーテープのオン。
補助ブレーキレバーは見た目にクラシカルで実用性も高いのでタウンユースにはオススメですね。


サドルはバーテープの色に合わせてBROOKSのB-15 Swallowをオン。
定番のB-17よりレーシーなスペックで見た目にもスッキリしているのでロードとの相性抜群です。


タイヤは純正のブラウンサイドからスキンサイドタイプに変更。これは同モデルの他のカラーから流用。
FUJIのデカールもビンテージに準えて赤に白抜きの文字で雰囲気を醸し出しています。

カスタム総費用は3万5千円ほどで、これにフロントバッグを付けたりすると更にナウな雰囲気が出せそうです。
フレーム、フォーク共にクロモリのバテッド管で作られた本格使用なので、
逆にSTIレバーを付けたレーサータイプへのカスタムも実用的でカッコイイと思います。

続きましてBALLAD。


プラットフォームはBALLAD Rと共有でフラットバーながら高い走行性能が売りのBALLAD。
標準スペック的には街中での使用に特化した仕様となっており、
クラシカルテイストのフラットバーロードという個性的なパッケージとなっています。
様々なカスタムの方向性がある中で、今回はスタイリッシュな通勤快速仕様をテーマにしました。


パッと見たかんじFEATHERかなと思ってしまいますが、そこが今回のカスタムポイント。
ざっくり言うとビンテージロードをストリートカスタムしたかんじというのがコンセプトです。



このスタイルの大きな特徴となっているのがブルホーンバー。
トラックハンドルをチョップしてコットンバーテープを巻いたオールドスクール仕様。
そこにDIA COMPEのDC139ブレーキレバーを装着。バーに沿うレバー形状が何とも気持ちイイです。
この仕様だと様々なグリップポジションが可能なので、意外と実用的で女子にもオススメです。
シフトレバーはハンドルバーからダウンチューブへ移設。
サムシフターをダウンチューブへそのまま流用出来ないので別途レバーの購入が必要です。


サドルはサンマルコのリーガルでクラシカルかつスポーツテイストを助長。
今も昔も変わらないスタンダードサドルだけあって、見た目も使い心地もレベル高いですね。

カスタム総費用はおよそ3万円。ハンドル周りが大きなポイントとなるので、
そこだけのカスタムなら1万円程度で済むので初心者にもオススメですね。

そして最後は定番のPALETTE。


オリジナルのままでも存在感の強い個性派バイクですが、それを更にカスタムすることで
誰とも被ることの無い世界で一台のバイクを作ることができるのも魅力の一つ。
ロケ地は大阪でも屈指のアクの強いエリアですが、負けず劣らずのクセの強いバイクに仕上がりました(笑)


サドルはKASHIMAX特注のアニマルカバー仕様。これをサラッと乗りこなしてこそ大阪女子!
ホワイトタイヤに付け替えて配色のバランスを整えます。



ハンドルバーはGRUNGEのインターセクトハンドルでオールドスクール感を演出。
アップハンドルなので普段使い的にはこっちが乗りやすいと感じる人も多いかもしれません。
ライトはCRAZYSTUFFのスカルタイプでチョケてるのも大阪スタイル。

その他のパーツはほぼ純正流用のライトチューンとなっています。
カスタム総費用はおよそ1万5千円で手軽にできるのが嬉しいところ。

4回にわたってご紹介してきた2016年モデルのカスタムデモバイクですが、
これらはほんの一例に過ぎないので、既にバイクをお持ちの方もこれから購入する人も、
自分らしさを存分に自転車に盛り込んで、世界に1台のバイクを作って
自転車生活を楽しんでもらえればと思います。

2015年10月21日水曜日

FUJI custom bike for 2016 catalog Pt,3 〜カスタムネタばらし FEATHER / TRACK PRO / STROLL編〜

前回に続きまして、カタログ撮影に使用したでもバイクのカスタムネタばらしの第三弾です。
今回はFUJIと言えばのシングルスピードのド定番、FEATHERとTRACK PRO、
そしてモデルチェンジしたSTROLLのご紹介です。


KING OF STREET BIKEの称号を持つFEATHER。
ピストバイクを源流に持つシンプルな外観は、同時に多様なカスタムのベース車両にもなります。
今回も王道と言えるストリートカスタムを披露しており、
モデルの雰囲気に合った「盛り過ぎないカスタム」を表現しています。


フロントにノーブランドのプロトタイプのフルカーボンクリンチャーのバトンを履かせて、
サドルはB-15 Swarrow、バーテープはサドルに合わせてブラウンのレザータイプをチョイス。
シンプルなカスタムながら、ネオクラシックなストリート仕様へと生れ変わっています。


今回新色としてリリースされたミッドナイトパープルをベース車両に使用しましたが、
昼と夜で表情を変えるマットパープルは筆舌し難い有機的なグラデーションを見せます。
正に紫がかった夜明けの空かのような絶妙な色合いです。
気になる方は是非店頭でチェックしてみてください!

ホイールが非売品なので購入可能なバトンホイールの相場で換算した場合、
トータルのカスタム費用はおよそ8万円ぐらいでしょうか。
個性豊かなカスタムでカスタムの方向性の参考になるかと思います。

続きましてTRACK PRO。


もともとトラック競技用に開発されたガチのピストバイクですが、
メッセンジャー達のタフでメンテナンス性に優れた機材需要などからストリートでも重宝されるようになりました。
今回は、世界中で開催されているピストバイクレース「RED HOOK CRITERIUM」に参戦する
現役メッセンジャーの日常業務シーンというのがテーマとなっています。


レースではノーブレーキですが、仕事中は公道を走るのでブレーキを装着しないといけません。
なのでとりあえずTektroのレバーをOval Conceptsのカーボンロードハンドルにオン。


ホイールは決戦用のOval Conceptsの80mmフルカーボンチューブラーをセット。
クランクはオムニウムが標準装備なのでそのまま。サドルはOval Conceptsのカーボンレールタイプへ換装。
カスタム費用はホイールがお高いので総額約30万円也。レース機材なので必要枠と言えますね。

そして最後にSTROLL。


昨年までは内装3段で発売されていた同モデルですが、
今年からシングルギアに変更されてグッとお買い求めやすい価格になりました。
FEATHERと異なるコンセプトで、こちらはポリッシュパーツを多用したヨーロピアンビンテージを演出。
これが古き良き京都の街並にもフィットするから不思議ですね〜


このモデルが持つ本来の雰囲気を損なわず街中でも使いやすいようにというのがカスタムコンセプト。
タイヤはスキンサイドタイプに変更 (純正流用)しただけでクラシック感がより強くなります。


メッキ加工のライザーバーをチョップして、グリップではなくレザーバーテープを巻いています。
木製のバーエンドもアクセントとしてイイ味出しています。


サドルはリベット打ちでお馴染みサンマルコのリーガルをオン。

カスタム費用はおよそ2万円というライトチューンに抑えました。
ここから更に泥よけやキャリア、かごを付けるなど実用的なカスタムも可能なので、
乗り手の個性が反映されやすいバイクと言えますね。

これまではノーブレーキピストという粗悪なイメージを課せられてきたシングルスピードですが、
FEATHERやSTROLLはドレスアップを楽しみ、フリーギアで気軽に走行する人が増えてきて、
競技用ピストはオーバルトラックでの競技機材としてはもちろんのこと、
しっかりブレーキを付けて公道でロードバイクのように乗る人も増えてきているので、
SIMPLE IS THE BESTという人にはもってこいのバイクです!

駆け足でご紹介しましたシングルスピード編ですが、
次回はお待ちかねBALLAD、BALLAD Rのカスタムネタばらし編です。
お楽しみに!

2015年10月19日月曜日

FUJI custom bike for 2016 catalog Pt,2 〜カスタムネタばらし TREAD F / FEATHER CX編〜

前回に続きまして、カタログやウェブのビジュアルに使用しているバイクのカスタムネタばらし、
今回はTREAD F、FEATHER CX編ということで、特にクセのある2モデルをご紹介します。


林道サイクリングなど気軽にアウトドアを楽しむのであれば、
大袈裟なMTBというよりは、マルチパーパスなハイブリッドバイクをチョイスするのが正解。
例えば彼のような全身クレッタルムーセンで足元はNIKEといった都会的アウトドアスタイルに、
こういうバイクはサラッと馴染むのがよくわかります。

TREAD FはグラベルロードのTREADのフラットバーバージョンとしてニューリリースされたモデル。
プラットフォームはシクロクロス用の競技フレームを採用しているので、
多少の悪路はものともせず剛健かつ高性能な走りをもたらしてくれます。


ノーマルではオンロードタイヤが装着されているので、林道ライド用にパナレーサーのシクロ用をチョイス。
林道では空気圧低めでグリップを稼ぎたいので、現地までの自走を考えると携帯ポンプは備えたい。


クランカーズを彷彿させる特徴あるハンドル周りはどれもSIM WORKS製。
New WendyステムとGETAROUNDバーはどちらもNITTOとのコラボモデル。
こういうさりげないこだわりは乗り手の気分を高めてくれるので、地味ながら効くカスタムです。


サドルは変化球系でBROOKSのCOLT BLACKをチョイス。座面が他モデルと比べてハードなので、
馴染むまでに相当時間がかかりそうな一品。


カスタム総費用はおよそ4万円。今回はオフロード走行を想定したパーツチョイスでしたが、
用途に合わせてカスタム幅が広いモデルだと思うので、ストリート仕様だけでもバリエーションが多そうです。

そしてお次ぎは定番のFEATHER CX。


これもシクロクロス車をモチーフとしたバイクだけに、幅広いシーンに対応するのが特徴ですね。
過去にはクラシック風ストリート仕様にカスタムしたりしましたが、
今回はちょっとヤンチャな仕様に仕上げてみました。


リアキャリアにはFAIRDALEのパニアスケートラックをチョイス。
パークまでちょっと距離のある彼の場合、こういうキャリアはありがたい存在で
もちろんボードを載せないときは普通のリアキャリアとしても使用できます。


タイヤは昨年のカスタムと同じRIVENDELLのJack Brown33.3cをチョイス。
スキンサイドがノーマルのバーテープとサドルに絶妙にマッチ。

乗り手にとってはかなり実用的なカスタムだけあってカスタム費用も15,000円と安め。
例えばこれにパニアバックを足せばツーリングもこなすので、アクティブなあなたにピッタリです。

今回のネタばらし、いかがでしたでしょうか。
次回はFUJIと言えばでお馴染みシングルスピードのカスタム特集です。
お楽しみに!

2015年10月16日金曜日

FUJI custom bike for 2016 catalog Pt,1 〜カスタムネタばらし HELION / HELION R編〜

すっかり涼しくなってサイクリングにはもってこいの季節がやってきましたね。
既に乗り回してるぜという方も、これから買うんだという方も必読の恒例カスタムネタばらしです!

FUJIの2016年モデルのカタログやウェブに使用しているビジュアルの多くのバイクに、
独自のカスタムを施しているのはお気づきになりましたでしょうか?
かわいいモデルに目が行きがちですが、この辺もしっかりチェックいただければと思います。
ということで、今回はHELIONとHELION Rのネタばらし編です。まずはHELIONから。


見ての通り料理人である彼が市場へ仕入れに来ている一コマです。
ゴチャゴチャした場所でもミニベロだと取り回しも楽で動きやすいゾということでチョイスです。


まず目が行くのがリアキャリアに乗ったボックス。
MINOURAのMT800キャリアにOGKのコンテナバスケットをオン。積載量は片手で持てる荷物ぐらい。


市場周辺は路面が濡れてたりで滑りやすいのでブロックタイヤを履きます。
こちらはTIOGA製をチョイス。


もはや定番のBROOKSのB17はこの手のカスタムには外せません。


取り回し重視のためNITTOのB201AAライザーバーに換装して両端をチョップ。

カスタム総額はおよそ4万円のドレスアップ&実用的なアレンジで、
見た目も大きく変わるのでチャレンジしやすいカスタムではないでしょうか。

そしてHELION R。


普段体を動かす機会がないので週末ぐらいは頑張ってフィットネスということで、
本格的にサイクリングする仕様へと生れ変わっています。



お気づきの方も多いと思いますが、ドライブトレーンからブレーキまで全てShimano 105に換装。
バテッドのクロモリ管を採用したフレームでキビキビした走行性能がウリのHELION Rなので、
駆動系の性能を上げてあげることで更なるハイレベルな走りを可能にします。


ホイールは自作なので非売品ですが、アルミディープの451リムに11速対応ハブを装着。
完組みはあまり出回ってないので、リムを見つけてきて手組みという方も多いと思います。


バーテープやボトルケージも赤で揃えて、
ノーマルに増していかにも速そうな見た目に仕上がりました。
次は軽さを追求したくなるところですが、そこは高額パーツの次元になるので
なかなか手が出しにくいレベルになってくるかと思います。
カスタムの総額は105のグループセットとホイールで10万円オーバーとなるので、
思い切った決断が必要になりますね(笑)

次回はオフ車特集ということで、Tread FとFeather CXのネタばらしです。
お楽しみに!

雑誌掲載のお知らせ(SUNNY STYLE MAGAZINE)

2015年10月11日発行のトライアスロン専門フリーマガジン「SUNNY STYLE MAGAZINE」Vol.09(SUNNY FISH)においてFUJIのバイクが紹介されましたので、お知らせいたします。


記事で紹介されたのは、NORCOM STRAIGHT 1.1とTRANSONIC SLの2モデル。トライアスロンの実戦を通して得られたインプレッション記事で、機材としての2モデルの特長を余すことなく伝えています。


誌面で紹介されたバイクはこちら。

NORCOM STRAIGHT 1.1 Link → スペック等詳細
タイムトライアルバイクの開発コンセプトは実に明瞭だ。より速く、である。2008年、FUJIはフルカーボ ンTTバイク「D-6」を発表。その有機的で独創的なフォルムに目を奪われがちだが、優れた剛性とエア ロダイナミクスは多くのアスリートを勝利へと導き、グランツールでの活躍も記憶に新しい。そして、FUJIは新たなTTバイクを投入した。テストと改良を幾十にも重ね、3年という開発期間を経て完成したFUJIが打ち出す最速のバイク、それが「NORCOM STRAIGHT(ノーコムストレート)」である。
Sizes:49cm、51cm、53cm、55cm
Color:Carbon / Blue

TRANSONIC SL Link → スペック等詳細
ツール・ド・フランス2014でデビューを飾ったフルカーボンエアロロード。SLはTRANSONICのハイエンドグレードでC10ハイモジュラスカーボンとFC-330フルカーボンフォークを採用。エアロロードながらフレーム単体重量1kgを切る軽量性とその優れたエアロダイナミクスは、高速巡航だけでなくヒルクライムやスプリントなど全てのシーンでその性能を発揮する。
*Link → TRANSONIC SPECIAL CONTENT
Sizes:46cm、49cm、52cm、54cm、56cm
Color:Carbon / Orange


誌面の詳細については主要トライアスロンショップ店頭で「SUNNY STYLE MAGAZINE」をお手に取ってご覧ください。