2016年3月24日木曜日

SUB by FUJI -TREAD F CUSTOM-

全国各地で桜の開花宣言が出ているようで、一気に春の陽気に包まれて来た今日この頃。
暖かくなるとアウトドアしちゃいたくなるのは人間の性ですね、間違いないです。
ただ花粉症さえ無ければ...ということで今回のテーマは、


FUJIのニューモデルのTREAD Fのオフィシャルカスタムバイクを2種類ご紹介します。
ところでタイトルのSUBて何?サブ?という声が聞こえましたのでお答えします。
SUBというのはFUJIが勝手に呼んでいるマルチパーパスバイクの総称で、
正しくはSPORTS UTILITY BIKE、略してSUBです。車で言うところのSUVです。


TREAD FはFUJIのグラベルロード「TERAD」のフラットハンドルバージョンで、
シクロクロスバイク「CROSS」のプラットフォームにSORAコンポを搭載したハイブリッドバイク。
レースフレームならではの剛性とジオメトリー、そしてロードコンポに35cタイヤを標準装備しているので、
様々なシーンをこれ1台でカバーできる、欲張りな人にもってこいのバイクとなっています。
ちなみにフレームデカールのグレーの部分、これリフレクト素材を使ってます。
両カラー共通です。さりげない部分なので一応アピール。

ということで、まず1台目のカスタムバイクをご紹介。


バレンシアオレンジカラーの48cmサイズをベースにカスタムしております。
かなりのライトチューンなので、どこをカスタムしたのか一見分かりにくいと思いますが、


標準仕様のホイールは700cですが、650cに換装しています。
ディスクブレーキだとこういうカスタムもできちゃいます。
タイヤ外周のクリアランスが稼げるので太いタイヤを履かすことができます。


タイヤはTIOGAのFS100で幅2.10インチで純正と比べてかなりワイドめです。
エアボリュームが大きいので乗り心地が格段に良くなるのと、
未舗装路では接地面積が増えるので安心して走行できるし、足付きも良くなるというメリットも。
27.5ホイールだと2.10インチ幅のタイヤはクリアランス的にNGなので、
予め寸法を確認してからカスタムするのが吉です。タイヤとホイール以外はノーマル仕様です。


24あたりのBMXのようなストリートライクな雰囲気だけど走行性能も妥協しない、
FATTYなスタイリングがシーンを問わず個性を主張する、というところがポイントです。
足回りのカスタムはダイレクトに乗り味に変化を与えるので、
多少コストはかかりますが皆さんに是非トライしてほしいと思います。

そして続いてご案内するのは...


いわゆる正統派アウトドアスタイルのツーリングカスタム。
マットブラックカラーの54cmサイズがカスタムベースとなっています。


前後キャリアを装着してフロントにはハンドルバーマウントのロールバッグ、
リアには両サイドにパニアバッグを装着し積載性がかなり上がっています。
頑強なプラットフォームは積載量にも余裕があって良いです。


キャリア装着にはステーを固定するボルトマウントが必要となりますが、
TREAD Fには前後共にマウントが設けられているので、ボルトオンで装着可能です。
今回使用しているのは前後ともBLACKBURN製のキャリアです。
フレーム、キャリア共にマット仕上げて統一感があって渋い仕上がりです。


フロントバッグはハンドルバーにマウントするタイプでこちらもBLACKBURN製です。
内側のグレーの筒状のバッグをロールして固定するタイプで、荷物の量でサイズ調整可能です。
ライトはお馴染みMAGLITEで更にアウトドア感をプラス。


パニアバッグもBLACKBURNで統一。耐水性に優れたギアを用いることでタフな環境でも荷物をしっかり守ります。
キャリア中央のバンドで固定されている塊はPATAGONIAのダスパーカーです。
寒くなったらコイツを羽織ってやると快適ですね。
キャリア、バッグ類以外は全てノーマルです。


荷物がたくさん乗るということはそれだけ用途の幅も広がるという事で、
数日かけてのツーリングはもちろんのこと、調理具や食材を積んで日帰りBBQなんかも楽しそうです。
但し、無限に載せれる訳ではないのでキャリアの注意書き(最大積載量)は要チェックです。

ちなみにこないだ発売されたBICYCLE NAVIでもFUJIを取り上げていただきました。
こちらはグラベルロードのTREAD 1.3です。面白い記事なので今すぐ書店でゲットしましょう!


ということでTREAD Fのカスタム例をご紹介してきました。
これらはほんの一例なので、こういった目的別にカスタムする以外にも
ドレスアップカスタムには無限の方向性がありますし、フラットバーに飽きたらドロップ化も可能なので、
1台で3台分ぐらい楽しめるバイクとなっています。バイクの詳細はコチラでチェック!


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