2016年4月25日月曜日

全日本トライアスロン宮古島大会2016 ~FUJIサポートライダー 髙松 辰雄選手 レースレポート~

続きましてFUJIサポートライダーの髙松 辰雄選手からも第32回全日本トライアスロン宮古島大会2016のレポートが届きましたので、ご紹介します。
スイム、バイク、ランをそつなくこなし、3種目トータルで結果を出すことが如何に難しいことか、このレポートを読んで感じます。なかなか全てが上手くいかない、だから次の課題が出てきてそれに向かってまた頑張る、そしてレースに出る、また別の課題が生まれる、この繰り返しがあるからこそ楽しみも続くのだと思います。
では、髙松選手にとって、どんなレースだったのでしょうか?
バイクパートにおいてNORCOM STRAGHT1.1は、彼の力を最大限に引き出してくれたでしょうか?

大会名  第32回 2016 全日本トライアスロン宮古島大会
場所   沖縄県 宮古島市
日時   2016年 417()
距離   Swim 3km Bike 157km Run 42.195km
天候   曇りのち雨
気温   25.1
スタート時刻 7:00


 使用機材 
バイク:FUJI NORCOM STRAIGHT 1.1 
DHバー:PROFILE DESIGN T4carbon
Base BarPROFILE DESIGN SVET R
サドル:PROFILE DESIGN  Vertex Saddle
ボトルケージ:PROFILE DESIGN  AXIS Carbon Cage Aero HC System
ウォーターボトル:PROFILE DESIGN 
ブレーキシュー:TEWNTY FOUR Full Carbon Brake Shoe
タイヤ:Panaracer RACE D EVO3
ホイール:Cycleops
ウエア:champion System
ヘルメット:LAS GALAXY ホワイトシルバー
サングラス:SWANS STRIXH-0167 BK
ゴーグル:SWANS SRX-M-PAF CY
ウエットスーツ:メイストーム
シューズ:asics TARTHER JAPAN
靴紐:GREEPER 赤
補給食:shotz ENERGY GEL20個、Shotz ELECTRLYTE POWDER×8
アクセサリー:CHRIO MASSAGE LOTION DXミニ、COMPRESSPORT R2(ブラック)
メカニック:メイストーム


【結果】  
総合:34位 0:44:08(16) 4:39:49(30) 3:55:03(94) 9:19:00
エイジ(25-29歳):3位


【上位リザルト】スイム バイク ラン 総合タイム
1      戸原 開人(27) 0:40:05(6) 4:10:19(1) 3:01:45(1) 7:52:09
2 Sam Hume(40) 0:39:04(2) 4:18:32(5) 3:12:16(6) 8:09:52
3Matt Clark32) 0:39:46(4) 4:16:59(3) 3:14:16(7) 8:11:01


 今シーズン初戦となる宮古島大会。昨年はスイムのレベルやスピードを強化するため
欠場をしました。2015佐渡トライアスロン大会を終えてからも、マラソン、デュアスロンなど積極的に参加し、練習はしっかり積んできたので、自信を持って出場してきました。


 
【目標】 3位以内!!! 強化指定の昇格


 
Swim0:44:08(16)
天気は晴れ、気温もそれほど暑くなく日差しも出てとても気持ちのよい天気だった。
620分からのアップを入念に行い、今年新しく着させて頂くメイストームさんのウエットスーツを身体にしっかりとフィットさせ、準備をおこなった。
今年から、スイムスタートは砂浜からのスタートなり、60分を切る泳力をもつ選手はエリートとして先頭に並ぶことができるので、目標の選手をマークしてスタート位置に並びました。7時と同時にスタート合図がなり、一斉に皆走り出し飛び込みました。やはり最初は芋洗い状態となりましたが、そこは落ちついて泳ぎ、徐々に集団になっていくのを待ち自分のペースで泳ぎました。
なんとか、マークしていた選手の横に並び、約5人の集団に入りそこからレースペースにハメ込み最後まで付いて泳ぎました。先頭から約5分の差はあったものの、狙いどおりのスイム位置で上がれたので、良い流れでスイムアップが出来ました。


 


Bike4:39:49(30)
コースは宮古島を1周+半周の157kmのコース。昨年から新しいコースとなった伊良部大橋をはじめ、池間大橋や来間大橋など、絶好の景色だけでなく強風が吹きつける名所となっているコースである。
Bikeを乗り出してすぐにスコールがきて大雨が降り、落車の危険性もある為、様子を見ながら安全面を第一に考えて進むようにした。今回のスイムの上がった位置も良かったので、さほど前と離れずに、すぐに追いつきそこから雨も止み一人旅が始まった。
東平安名崎のところで、メイン集団を見かけ徐々に追いついていることがわかったが、そこから、追いつくことが出来ず、Bikeの速い選手達に何人かパスされていった。
しかし、動揺は全くなかった。今回のBikeではパワータップを導入して、スピードよりもパワーを重視して漕ぐようにしたからだ。後半のランに備えて、設定のワット数でひたすら漕ぐようにした。後半多少のパワーの出力は落ちたものの、狙っていたBikeでの位置をキープし、Bikeはトラブルなく終了。補給も特に問題なし。ここまでは設定通りであった。


 


 Run3:55:03(94)
Bike降車後の走り出しはそんなにダメージなく走り始めることができた。ただ、お腹に若干の腹痛や張りがあったが、特に気にせず後半には回復をしているだろうと思い、走り続けた。ペースは最初約5:00/kmで走り、徐々に上げて4:45/kmペースまで上げさらにそこから上げていきたいと考えていた。しかし20kmの折り返し手前辺りから強烈な吐き気に襲われ、腹痛もさらに悪化し状態は最悪だった。そして止まって歩いた。本当は今回のランニングで一番したくなかったことだったが、またしても気持ちで負けてしまった。
またやってしまった。悔しい気持ちと自分に対してイライラが止まらなかった。
しかし、沿道からの声援や私を宮古島に送り出してくれた人達が頭に過ぎり、再び再スタートして走った。決して良いペースではなかったが、一歩一歩進んで走った。
途中で追い抜き、追い越されることを繰り返し、ゴールである陸上競技場まで到着した。


 
【まとめ】
今回のレースは、目標に全く届くことが出来ませんでした。練習を積んで来ただけに本当に悔しいです。しかし、レースを振り返って思うことは良点、悪点と多々あります。
良点はスイム。今回マークしていた選手に付いていけた事。バイクは大きな失速もなく想定どおりの順位でゴールすることができました。
しかし、ランニングは今回もしっかり走りきることが出来ませんでした。恐らくランニング時の吐き気やお腹の張り原因はBikeでのポジションでの負担とカフェインや補給の摂取が多すぎたことではないかと考えています。
今後はこの2つをもう一度見直して、走れるように改善していきます。
そして、大会当日では平松代表をはじめ、SUNNY FISHの会員さん、たくさんの方々からの声援を頂き本当にとても力になりました。ありがとうございました。
次のレースは6月の関東選手権と東京都選手権です。5月は身体の回復と6月のレースを見据えながらトレーニングに励んでいきたいと思います。
今後とも応援の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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