2016年11月26日土曜日

第1回河津フラワートライアスロン レポート ~FUJIサポートライダー大西 勇輝選手~

11月13日(日)に伊豆半島東岸にて第1回河津フラワートライアスロンが開催され、FUJIサポートライダーの大西 勇輝選手が出場しました。国内の年内では参加できる最後のトライアスロン大会。距離は、オリンピックディスタンスの51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)。
レースまでの準備、レース当日の天候、そして自分自身のコンディション、レース中に起こる体の変化、色んなことを感じフィッニッシュゲートをくぐった先に見えてくるものは?いろんな思いがこのレースレポートにはつまっており、トライアスロンは人生の縮図といえるかもしれません。ぜひご一読下さいませ!



”国内で一番最後のトライアスロン!河津フラワートライアスロンに参戦!” 



ここ数年、トライアスロンをはじめ、スポーツの指導や企画の運営に携わる活動が中心で、自身でしっかりカラダの準備をして走ることはほぼなかったのですが、今シーズンは、自分の中で「やっぱり自分もトライアスロンに出たい!」という思いが芽生え、8月の沼津トライアスロンにエントリーしました。しかし、当日は自分の出番の時に海のコンディションにより、スイムが中止に。。。
3種目できずに終わってしまったので、もう一回チャレンジできる大会はないかと探していたところに出会ったのが、今年が第1回大会の河津フラワートライアスロン。開催日が11月13日ということで、「海は冷たいんじゃないか?」「スイムアップした後が寒いのでは?」など、人生初の11月の大会に不安はあったものの、もうエントリーできるのがこの大会のみ。仲間からの後押しもあり、出場することに決めました。


仕事の合間に自分のトレーニング時間も普段よりは設けるようにしていましたが、まだまだカラダはまったくの準備不足。けれど、仕事など関係なく自分で走れるトライアスロンにワクワクしながら会場入り。寒さ対策のためホットクリームなども持って行きましたが、当日は20度近くまで上がる予報の快晴!そして、前日までは風も強く少し荒れていた海も穏やか(に見えた)。寒々しい過酷なコンディションも覚悟していたので、これ以上ない当日のコンディションに、テンションも上がってきます。


いよいよスタート直前。ウエットスーツを着て、海で試泳を済ませ、スタートラインに並ぼうと思ったその時。。。なんと、審判長から「海のコンディションによるスイム中止」のお知らせが。。。自分では水温も波の状況も問題なく、これは予想より気持ちよく泳げそうだと感じていましたが、大会側はテトラポットが途切れているところから入ってくるうねりを危険と判断したようです。
「またしてもスイム中止かぁ~」と残念半分、自分が出た今シーズンの2つの大会すべてがスイム中止ということで笑えてきました(笑)ただこれは迷いに迷って大会側が判断したことだと思うので仕方ない!とうことで、デュアスロン(バイク40km/ラン10km)になった河津フラワートライアスロンがスタート。





バイクコースは緩やかな登りを登って、折り返して戻ってくる1週約6kmちょっとのコースを6周回。いきなりバイクからのスタートだったため、どのくらいペースを上げていいのかつかめずも、カラダの準備不足であることは間違いないので余裕のあるペースで淡々と。

今回もバイクは相棒のTRANSONIC SL(2017年モデルはモデル名が変更⇒TRANSONIC ELITEで参戦。エアロロードのカテゴリーになるこのバイクですが、高速巡航はもちろん、登りも軽快に走ってくれるのが非常に嬉しいこのバイク。緩やかな登りですが、ある程度のスピードまで持っていくと「スーッと」進んでくれる感覚が体感できました。おかげで、普段あまり走ることのないレースペースに心拍数は少し上がっていたものの、足への負担は少なく20kmあたりまでは順調に走ることができました。がしかし。。。そうは甘くないのがトライアスロン。。。(準備不足が原因ですが)

Uターンのポイントで折り返し、ダンシングでスピードを上げようとした瞬間にふくらはぎがピリッと。。。つる手前でなんとか止まったものの、そこからはペースダウンしながらバイクフィニッシュへ。





ランに入ってもふくらはぎの様子を伺いながらの走りにはなりましたが、バイク後のランのあの苦しさが、なんだか懐かしく、これを走りきればゴールだ!という前向きで、トライアスロンを純粋に楽しんでいる自分がそこにいました。

最後は「やっぱりトライアスロンはいいなぁ」と、カラダは苦しいながらもココロは爽快で気持ちよくゴール。
結果は総合36位、年代別7位
あらためて「Do(する)」のトライアスロンの楽しさを実感できたこの大会。スイムは中止となりましたが、出場して本当に良かったです。


来年こそはもっとしっかりトレーニングをして、3種目を納得の走りでゴールするぞというモチベーションも自分の中で強くなりました。今年の冬は、仕事だけでなく、自分のトレーニングの時間も作って来ジーズンに向けて体の準備をしたいと思います!

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